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自動車保険 新等級制度スタート

ちょっと諸事情で更新が滞っておりました。

さて、この10月からほとんどの損害保険会社では自動車保険において新しい等級制度をスタートさせています。

新しい等級制度の話をする前に今までの等級制度について理解しておく必要があります。

等級制度とは、事故歴あるいは無事故歴に応じた割増引制度のことであり、1等級から20等級までの20段階に分かれています(*1等級に近いほど割増となり、20等級に近いほど割引となります。)。
初めて自動車保険を契約する人は6等級からスタートします(条件によっては7等級からスタートすることも出来ます)。
1年間無事故だった場合は、翌年の等級は1つアップし、事故を起こして保険を使うと3等級ダウンします。
自動車保険と等級制度の関係において、以下の3つの事故の種類があります。
①等級ダウン事故
②等級すえおき事故
③ノーカウント事故

等級ダウン事故とは、先の説明でも出てきましたが、等級が3等級ダウンしてしまう事故のことをいいます。
どんな事故がこの等級ダウン事故に当たるかといえば、人身事故(自賠責保険の範囲内で完結する場合を除く)や対物事故、自損事故などで車両保険を使用する場合などがあります。

次に等級すえおき事故ですが、これは読んで字のごとく、保険を使用したとしても、翌年の等級は前年と同じものを使用することになります(他に事故がない場合)。
等級がダウンしませんが、アップもしません。
事故としては、いたずらや盗難、台風などによって車両保険を使用した場合などがこの等級すえおき事故に該当します。
保険会社によっては、「等級プロテクト特約」という特約を取り扱っていますが、この特約がセットされた契約では、先ほどの等級ダウン事故で保険を使用したとしても、1回に限っては等級をプロテクトする、すなわち等級を今の等級のままお守りしますという内容の特約になります。
つまり、結果的には等級すえおき事故と同じ結果になりますので、等級プロテクト特約がセットされた契約における等級ダウン事故も、この等級すえおき事故の一種として取り扱います。

最後にノーカウント事故ですが、これは事故はあったものの、等級制度において何ら事故がなかったものとして、取り扱うという事故になります。
具体的にいえば、保険を使ったとしても(他に事故がなければ)翌年の契約においては1等級アップさせることが出来るということになります。
対象となる事故としては、人身傷害保険を使用した場合や個人賠償責任特約や弁護士費用特約を使用した場合などがこのノーカウント事故に当たります。

具体的な事故累計の区分は保険会社によって若干異なりますので、詳細はパンフレットや約款で確認してください。

前置きが長くなりましたが、この3つの事故の種類についても、この度の改定の対象となっています。
何が変わったかと言うと、「等級すえおき事故が廃止」となり、代わりに「1等級ダウン事故」が新設されました。
対象となる事故は基本的には従来どおりとなります。
また、等級がダウンする事故がもう一つ増えたことから、従来の等級ダウン事故は「3等級ダウン事故」と名称が変わります。
さらに、実質的に等級すえおき事故の役割を果たしていた等級プロテクト特約も等級すえおき事故の廃止に伴って、等級プロテクト特約も廃止になります(*一部の保険会社では継続して取り扱っている場合もあります。)。

何でこんな改定をしたのか、という疑問と合わせて、次回、今回の改定の一番重要なポイントについてお伝えすることにいたします。

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Author:koala0724
縁あって保険業界に身を置いておりますが、本ブログを通じて一人でも多くの人々に保険の必要性、仕組み、業界の動向などを知ってただきたいと考えております。

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